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当教室では、短期国内留学プログラムを通じて、最先端の心臓血管外科医療と高度な手術技術を実地で学ぶ機会を提供しています。低侵襲心臓手術から弁膜症手術、ハートチーム医療に至るまで、幅広い領域を体系的に経験できることが大きな特徴です。

■ ロボット手術・MICS手術
当教室は、国内有数のロボット心臓手術のエキスパートである高橋洋介教授のもと、最先端の低侵襲手術(ロボット支援手術・MICS)を数多く実施しています。豊富な症例数に裏付けられた確かな技術と、安全性を重視した標準化された手術手技により、高い治療成績を維持しています。
また、教育体制も充実しており、これまでに大阪公立大学から2名の若手ロボット外科医(コンソールサージャン)を育成してきました。見学のみならず、術野の理解、手技の習得過程、チームとしての手術運営まで、実践的に学ぶことが可能です。これからロボット心臓手術を志す先生方にとって、非常に有意義な研修環境が整っています。国内留学としては、浜松医科大学、山形県立中央病院、岐阜大学より研修者を受け入れてきました。

■ 弁膜症手術
弁膜症手術においては、ドイツのMohr教授が開発した人工腱索を用いた「人工腱索ループテクニック」により僧帽弁形成術を行っており、これまでに700例以上の豊富な経験を有しています。本術式により、複雑な僧帽弁病変に対しても高精度な修復が可能であり、過去10年間の形成術完遂率は99%と極めて高い成績を維持しています。
一方で、弁の変性が強く耐久性が懸念される症例においては、弁形成に固執することなく、生体弁による弁置換術を選択し、安全性と長期成績のバランスを重視した治療を行っています。個々の患者に最適な術式を選択する柔軟な戦略も、当科の特徴の一つです。

■ ハートチームによる集学的治療
当院では、循環器内科と心臓血管外科が密接に連携した「ハートチーム医療」を実践しています。通常の外科手術のリスクが極めて高い症例に対しては、カンファレンスを通じて最適な治療方針を検討し、カテーテル僧帽弁治療(MitraClip)やTAVI治療などの低侵襲治療も積極的に導入しています。
患者ごとのリスクや背景を総合的に評価し、外科・内科の垣根を越えた最良の治療を提供しています。

■ TAVI(経カテーテル大動脈弁植込み術)
TAVIについても、循環器内科と心臓血管外科が協働して治療にあたっており、2016年の導入以来、800例以上の豊富な実績を積み重ねてきました。術前評価から術後管理まで一貫したチーム医療体制のもと、安全かつ質の高い治療を提供しています。TAVI術者としてのキャリアパスを提供します。

■ 短期から長期留学の魅力
本プログラムでは、単なる見学にとどまらず、実際の手術の流れ、意思決定プロセス、チーム医療の実際を間近で体験することができます。低侵襲手術を中心とした最新の心臓外科医療を短期間で集中的に学ぶことができる貴重な機会です。
心臓血管外科医としてさらなるスキルアップを目指す先生方、ロボット手術やMICSに関心のある先生方のご参加を心よりお待ちしております。もちろん、入局せずに、短期から長期に移行していただいても問題ありません。
ぜひ一度、当教室の臨床と教育の現場をご体感ください。

お問い合わせ・見学のご案内

ロボット心臓手術の導入や技術習得にご関心のある先生方は、ぜひこの機会に大阪公立大学医学部 心臓血管外科学教室への留学をご検討ください。
お問い合わせ先:大阪公立大学大学院医学研究科 心臓血管外科学

教授 高橋 洋介  E-mail:takahashi.yosuke@omu.ac.jp
秘書 白井 美由紀 E-mail:shirai.miyuki@omu.ac.jp
TEL:06-6645-3980